家事関連費、いくらを仕事の経費にする?

こんにちは 税理士渡邉広恵です

「家事関連費」とは
仕事でもプライベートでも使う費用のこと

法律(所得税法)では
もともと家事関連費は経費にできない
ことになっています

ところがこのような費用でも
大半が仕事で使うものである場合
仕事とプライベートとで
使った割合を合理的に按分できたら
経費に入れることができるとしています

この合理的な按分というのが
実はとても難しいところ

代表的な例でいえば
自宅兼事務所を賃貸で利用している場合

家賃は事務所部分と住宅部分を床面積で按分します
事務所部分にあたる金額のみ
経費にすることができます

難しいのは電気・ガス・水道代
電話代やガソリン代など

1ヶ月にかかった金額を
稼働日数・稼働時間・使用割合などを勘案して
それぞれ、割合を決めていきます

例えば、光熱費だったら6割は仕事・4割はプライベート
電話代なら8割は仕事・2割場プライベート などなど

仕事とプライベートの使用割合は
営んでいる仕事の内容にもよるし
人それぞれ違うので
厳密な金額をはじき出すことは正直無理です

その割合にした
説明がきちんとできれば
おおよそ大丈夫です・・・

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