こんにちは 税理士渡邉広恵です
先月末、政府の税制調査会では
配偶者控除の見直しを
検討し始めたようです
2013年12月21日の記事にも書きましたが
夫の扶養に入っていた妻の給料が
103万円を超えると所得税がかかり
130万円以上になると健康保険や年金を
自分で納める必要が出てきます
会社でも“家族手当”を夫の給料に
上乗せ支給してもらっていたら
扶養家族でいられる金額の範囲内で
働いたほうが得ですよね
まさに働き損!とならないよう
年末近くになると、働く時間を調整する人は
結構いらっしゃいます
今後消費税率も10%になる見通しで
家計への税負担はさらに重くなります
女性の活躍を国として推進している今こそ
どんどん社会に出て仕事をしていってほしい・・・
と思います
自分が働いているから、余計にそう思うことはご容赦ください
現段階では、妻の年収に関係なく
夫婦で一定額の控除を認める案がでています
本格的な税制改正にもりこまれるのは
2016年と、ちょっと先になりますが
働き方に中立な税制案ができることを期待します