家事関連費とはどんな費用?

こんにちは 税理士渡邉広恵です

先日の白色申告者の記帳説明会で
『家事関連費』について
少しお話ししたのですが
聞いている方にとっては
“馴染みのない言葉”と“考え方”
であったことに気づきました

『家事関連費』というのは
仕事とプライベートと両方に関係する費用
をいいます

例えば、
1階に店舗  2・3階が自宅として住んでいる場合
水道代や電気代は
仕事も自宅も一緒のメーターで支払っている
ことが多いと思います

仕事で水道や電気を使っているのであれば
もちろん水道光熱費として
経費にすることができますが
自宅で使っている分については
経費にはできません

固定資産税も同様に考えます
1階の店舗部分は租税公課として
経費にできますが
2・3階の自宅部分の固定資産税は
経費にできません

他には
仕事でもプライベートでも使う
自動車の取得価格やガソリン代
固定電話・携帯電話などがあります

このような支払いは
仕事で使った分だけが経費になります

そしてこの考え方は個人事業独特の考え方になります

次は、仕事で使った分を経費にする場合
どうやって金額を決めるのか?について
みていきたいと思います・・・

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存