相続に対する思いと、私自身の思い

こんにちは 越谷の税理士渡邉広恵です。

私事ですが、今年1番の成果は、秋からの「相続セミナー」を開催できたことでした。

私自身の両親も、義理の両親も健在で、「相続でもめた」とか「大変だった」という経験はありません。

そんな私が、なぜ相続に力を入れているかというと、“いい人生だったなぁ”と最期に思えるような悔いのない人生を送ってほしいからです。

子供の頃の私は、「お父さん(お母さん・おばあちゃん)が死んじゃったらどうしよう」と、寝る時によく考えていたものです。考え始めたら、涙が止まらなくてなかなか寝れなかったことを覚えています。

今、私の娘も同じことを言っています。「ママがいなくなっちゃったらどうしよう」と。最近特に耳にするようになりました。

この年頃がそういう考えをもつ年齢なのかもしれませんが、そんな言葉を聞くと当時の自分と重なって本当に胸が痛くなります。

今目の前にいる人が居なくなること、考えただけで不安が募ります。

人は病気で亡くなるかもしれないし、ある日突然亡くなってしまうかもしれません。長生きできても認知症になってしまうこともあります。

病気だって事故だって、自分が望んで起こることではありません。

人はずっと健康でいたいし、せっかくこの世に生まれてきたのだから、いい人生を全うしたいと思うはずです。

送る人も、見送られる人も、共に「いい人生だったね」「いい人生で幸せだったな」を思える最期を迎えてほしいです。

それがいつなのかは誰も分からないけれど、必ずやってくるその日のために、ほんの少しでもいいので、自分の人生・家族の人生のことを考えて欲しいと思っています。

とはいえ私一人ができることなんて、大してありません。

でも微力ですが、こんな思いをもって、皆さんの人生に関われることを幸せに感じます。

嬉しいことも、悲しいことも、心にぐっと触れることがあると、すぐに涙もろくなる私ですが、来年もたくさんの方の人生に関われることを願っています。

相続セミナーは、来年もまだまだ続きます。

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