相続に対するジェネレーションギャップ

こんにちは 税理士渡邉広恵です

「相続でもめないためにも
生前のうちに遺言を書いておきましょう」

遺言は昔からある制度でも
今ほどは叫ばれていなかったような気がします・・・

親世代は実家を継ぐ長男が財産を取得する
という考えのものに育ってきたので
財産分与は“兄弟平等”という子供世代の考え方とは
どうしてもギャップが生じているようです

昭和22年民法が改正され
それまでの家督相続制度は廃止されました
もう70年近く前の話です

でも実家を継ぐ者が財産を取得する時代の親に
育てられた現在の親にとっては
財産は平等に・・・とはわかっていても
気持ちのどこかに
この考え方は残っているのではないでしょうか?

だから相続でもめてしまうことは
想像できないのかもしれませんね

実際「相続がおきた⇒遺産分割でもめる」
という図式があてはまるのはごく一部です

世代間の考え方に違いがあるのは
仕方ないもの
だからこそ、うまく歩み寄っていきたいですね・・・

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