こんにちは 越谷の税理士渡邉広恵です。
先日娘が“長靴をはいた猫”の本を借りてきました。
とても有名な童話ですね。
私もしばらくぶりに読んで、とても興味をそそられました。なぜなら、書き出しが「相続」で始まるからです!
むかし、粉屋に3人の息子がいました。お父さんが死ぬと、その残した全財産を3人の子供たちで分けることになりました。長男は粉ひき小屋を、次男は粉を運ぶロバをもらいました。三男は、猫しかもらえませんでした・・・。
そのあとに続く童話の内容はともかくとして、「その遺産分割は公平でないよね」と思わず突っ込みを入れたくなり、この童話に興味をもったのです。
そこで購入したのがこちらの本。
子供向けの童話には書いていない「教訓」が載っています。
父から子へと受け継がれる
ゆたかな遺産を当てにすることも
大きな利益には違いないが
一般に、若い人たちにとっては
知恵があったり世渡り上手であったりする方が
もらった財産より、ずっと値打ちのあるものです。
とても重みのある言葉だと思いませんか?
親の遺産を当てにするのではなく、自分で人生(財産)を築きあげるほうが、ずっと価値あるもの。
そう思えば、遺産分割で揉めることも減るのではないかな?と感じました。