プライドの高さ=敷居の高さ

こんにちは 越谷の税理士渡邉広恵です。

税金は、私たちの生活に密接にかかわってくるもの。だから税理士は、納税者にとって身近な存在であるはず、ですよね。

とはいえ、税理士は “敷居が高い” 存在と思われがちです。 なぜ敷居が高いと思われるのかは、私目線でいうと、

・男性の割合が多く、気難しい顔をしている(そんな写真も多いと思いませんか?!)

・税理士は年齢層が高い(税務署退職後税理士になる方もいるので、平均年齢は60歳位)

・難しそうな話をする(税法はそもそも難しいし、専門用語もある)から?

といったイメージだからかな?と思っていました。

先日、お客様とお話ししていて、こんなことを言っていました。

相談中、わからないことは、その場で答えを出さず、後日回答をしてくれればいいのに。無理して答えを出して、その場で解決に持っていかれると、逆に「本当にそれで合ってるのかな?大丈夫なのかな?」と不安になります。

税金は幅広い分野にわたるから、専門分野ではない質問だったら、わからないのは仕方ないこと。それを「分からないことを、悟られたくない(知られたくない)というプライドがある」あまりに、取り繕った回答をされると、逆にお願いしようと思わなくなる。

財産内容を聞いて、値決めをされている感じを受けたことも。

税理士が敷居が高いと思われているのは、なるほどこういうことなのか、というのが私の中でストンって腑に落ちました。

自分が逆の立場になれば、至極当然のこととはいえ、そんな対応をする税理士の気持ちも分からなくはありません。私も独立した当初は、「ハッタリも必要よ!」なんてアドバイスを受けたこともあります。(でも小心者で正直者の私には、ハッタリは性に合わなくて・・・)

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相談したお客様が、“真剣に話を聞いてもらっている“ と感じてもらえなければ、当然その後の依頼にもつながりません。

どうしたらお客様に添える税理士になれるのかを、お客様に教えてもらうことができ、とても貴重な意見をいただきました。

今年も後半戦。焦らず慌てず、この大切な意見を心に刻み、一つ一つを真剣に取り組んでいきます!

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