消費税率がアップすると派遣社員が増える?!

こんにちは 税理士渡邉広恵です

今日は消費税のお話です!

同じ会社で働くにも
正社員やパート、派遣社員と
形態は様々

正社員・パートであれば
会社と雇用契約を結んでいるので
会社から給料が支払われます

そして、その給料には
もちろん消費税はかかっていません

派遣社員の場合
会社は直接派遣社員にお給料を支払うのではなく
派遣元である派遣会社に手数料を支払います
そしてその手数料をもとに
派遣社員にはお給料が支払われます

会社としてみると
お給料として個人に支払うと消費税はかからないけれど
派遣会社に手数料を支払うと
こちらは消費税がかかります

少しでも税金を少なくしようとするならば
会社は派遣会社と契約をして
手数料を支払ったほうが得です

今後さらに消費税率が10%になると
節税を考えて派遣社員に切り替えよう
という経営者さんもいるかもしれません

でも自社のことだけを考えていたら
日本の経済は決してよくなりません

正社員として安定して働ける環境があってこそ
豊かな未来が築けるんじゃないかな・・・と思います

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存