孫の教育資金 非課税に

9日に興味深いニュースがありました

祖父母が孫に教育資金をまとめて贈与した場合
贈与税を一定額まで非課税にするというもの

具体的には、祖父母が信託銀行などに孫名義で口座を作り
将来の教育資金を一括して贈与した場合、
1人当たり1千万~1500万円を上限に贈与税を非課税に

現状は、祖父母が進学費用や授業料などを
必要になるたびに直接支払うのは非課税扱いなのですが
教育費名目であってもまとめて贈与すれば
課税対象となっています。

以前新聞記事で、孫の教育資金に信託を活用する動きが
目立ってきており
信託協会では、この動きに注目して2013年度の税制改正で
贈与税がかからないよう働きかける
と書いてあったことを思い出しました
信託協会から働きかけた税制改正案だったのですね

この法案が通ったら教育費で頭を悩ます親としては
うれしい反面、信託銀行を介してとなると、
信託銀行に払う手数料や管理料はいくらかかるの?とか
ちゃんと教育費に充てられているか
どうやって把握するの?
など気になるところです

そんな記事が発表された後の株式市場も注目どころでした
9日の株式市場では、学習塾銘柄がそろって急騰アップ

贈与税の法案が通ったら、孫への教育費を塾代に
充てることで、塾銘柄の業績が上がることを予想しての
結果でしょうか・・・
経済の動くスピードの速さを実感しました

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