こんにちは 越谷の税理士渡邉広恵です。
遺産分割をする際、どうしたらスムーズにできると思いますか?
物事を決めるには、取りまとめ役が必要です。
相続人のうち誰がその役を担うかは、やはりその家を継いでいく相続人であるケースが多いです。
取りまとめ役は、ほかの相続人の意見を聞き、全員が納得できる分割になるよう決めていかなければなりません。とても重要な役であり、苦労する役です。
ですから、ほかの相続人は、意見をぶつけ合うのではなく、譲り合う気持ちで遺産分割の話し合いに臨んでほしいですね。
亡くなった人の財産を、“みんなで分け合おう” という気持ちの余裕があるといいなって思います。
税理士との窓口になるのは、取りまとめ役となる相続人から受けることになります。
だからといって税理士は、その相続人の利益を優先させるわけではありません!
相続税の申告時には、相続人全員から「税務代理権限証書」という書類に印鑑をもらいます。相続人全員からの依頼を受けて、相続人全員の利益をはかり、税務代理を行うのが税理士の立場なのです。(依頼をうけた特定の相続人の利益を優先させる弁護士さんとは、立場が違うのです。)
今日はやっと青空がかえってきました。
窓からやさしく吹き込む風が、秋を感じますね。