当座預金を使っているお客様のところで
普通預金に移行します、という話を伺いました
当座預金は利息が付かないけれど
普通預金なら利息が付くので・・・、とのことですが
改めて「当座預金」って何のためにあるのかなと
まとめてみました
当座預金は、小切手や手形を利用する場合に必要な口座
小切手は、多額の現金を持たなくとも
その場で取引先に支払いができるという利点があります
また手形で支払う場合には、
支払い期日を先延ばし（例えば90日後など）にできるため
今手元にお金が不足していても手形の支払期日までに
お金が準備できていれば大丈夫です
そして金融機関が破たんした場合でも預金が全額保護される
というメリットがあります
ところで最近様々な業種のお客様を見ていて
小切手や手形を使う会社が随分少なくなっているように感じます
（あくまで私が見てきた中でのことですが）
小切手や手形を利用しないのであれば
特段当座預金を使う必要もなくなります
その代りとして、当座預金と似た預金
「決済用普通預金」があります
決済用普通預金には利息が付きません
また、金融機関が破たんした場合には預金が全額保護されるので
当座預金と同じ効果を享受できます
（普通預金では元本1000万円+その利息 までしか保護されません）
普通預金のメリット「利息を享受」する？ それとも
決済用普通預金のメリット、「全額保護という安心を享受」する？
どちらを選択するかは、
経営者の考え方によります
たとえば当座預金から現金を引き出すのは
どうするの？とか、
普通預金なのに預金利息が付いていないのは
何故なのーっ？？？？という疑問は
すべてお客様から教えていただきました
些細な私の疑問、いつもお客様から学んでいます
いつもありがとうございます
