電子申告ができる人とは

確定申告シーズンに入り
税理士も税務支援活動の一環で
無料税務相談の担当があります

先日担当した先で、ふと感じたこと
毎年同じ会場で申告をしている方は
やはり今年も同じ会場で申告に来ているようです

その会場で
「去年はパソコンを使って申告してもらったけど
今年は手書きなの?」

「こんな葉書が税務署から届いたから
持ってきたんだけど・・・」

と何人もの方に聞かれました

その会場では
「今年は手書きでお願いします」
と言われていたので
私は特に何とも思わなかったのですが

電子申告の普及を促しているのだから
そういった公の会場では
やはり電子申告での申告を推進すべき

電子申告をするために用意するもの
・電子証明書(ICカード)
・ICカードリーダライター

それに国税庁のHPから
・開始届出書を送信し
・利用者識別番号を取得・・・

とちょっと手間がかかるんですよね

自宅のパソコンでらくらく~♪♪☆
とできる方はいいのですが、
結局会場に来られる方は
できないから来るわけで・・・

会場で電子申告で申告を促すのはいいのですが
翌年は対応していないから手書きで
そして来年はどう対応?

納税者側もこの番号って何
と若干混乱しないのかな

そんなことよりも
電子申告普及率をアップのための策略で
会場来場者にも電子申告をお願いしたのでは

ふとそんな考えが過ってしまいました

会場に来られる方の年齢は
高めの方が多いようです

そういった方への応対は
パソコンを横にカタカタしながらというよりは
じっくり対面でお話を聞きながらのほうが
いいような気がします

件数の問題もあるのでしょうけどね
電子申告はとっても楽です
私はこれが仕事なので
否が応でもしていかなければならない立場ですが

18日初日に申告した分の還付金の処理状況の通知が
メールで届いていました

こういった対応の速さは電子申告ならでは
そもそもこれが売りなんでしょうね

自分でパソコン使って申告をできる方は
ぜひトライしてみてはどうですか?

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