『親子で学ぶおこづかい会議』を開催しました

こんにちは 越谷の税理士渡邉広恵です。

これまた開催からだいぶ日にちが過ぎてしまいましたが・・・夏休みに小学生対象の親子イベントを開催しました。

当日は、小学1年生~5年生までの子どもたちと、その保護者のかたが参加してくれました。

夏休みの宿題にするっ!という子どもいましたよ。

おこづかいは、“ただ子どもに渡して、自分で自由に使っていいよ” というものではないことを伝えたいのがこの講座です。

将来自分でお金を稼ぐようになったとき、稼いだお金を全部使ってしまって貯金もできないということにならないよう、自分できちんとお金の管理ができるような大人になってもらいたい。そのための練習が『おこづかい』だと考えています。

だから、おこづかいをもらっているうちは、使いすぎてしまったって大丈夫。

使いすぎたら、本当に必要なものを買うときに、お金が無い・・・ということを実感して学んでもらえればいいと思っています。

講座の中で、おこづかいをもらうために「おうちのお手伝いをしよう」とお話ししています。でも、家庭によっては、「お手伝いは家族の一員として当たり前のことだから、おこづかいと結びつけるのには抵抗がある」という意見もありました。

確かに、“お手伝いの対価としてのおこづかい” は、受け入れがたいというのもわかる気がします。

お風呂掃除をしてくれたら、1回10円。食後の皿洗いをしてくれたら1回10円・・・など。

でもこれが通用するのはせいぜい小学生のうちまでという気がしますが、どうでしょうか?

中学生・高校生と年齢が上がるにつれて、おこづかいの金額も上がってきます。

この年齢の頃には、お手伝いの対価としてのおこづかいという感覚は、なくなっているのではないでしょうか。

なので、小学生におこづかいを初めて渡すきっかけに、おうちのお手伝いを使うのも、悪くはないんじゃないかなと思います。

ともあれ・・・家庭によっていろんな考えがあるので、その家庭にあったおこづかいのルールを決めてもらえれば良いと思います。

おこづかいは、将来大人になった時に自分でちゃんとやりくりできるようになるための練習の場と考えて、親子で失敗を繰り返しながら、お金の使い方を学んでもらえたらいいですね。

おこづかいをもらったら、3つに分けましょう!

①自分が使うお金 ②人のために使うお金 ③貯金するお金

講座の中でお話ししていることですが、娘が100円ショップで材料を買って、おこづかいを3つに分けるための瓶を作りました。

私たち親子もおこづかい会議をして実践中です!

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