こんにちは 税理士渡邉広恵です
保険の種類ってたくさんあるように思いませんか？
でも保険は大きく分けて３種類しかないんです！
①終身保険
②養老保険
③定期保険
あとはこの３種類の組合せで保険はできています
①終身保険
その名のとおり一生涯保証があるのが終身保険
何歳で亡くなっても保険金が支払われます
もし解約したくなった場合には
解約返戻金としてお金が戻ってきます
ただし、保険料の払い込み期間が終了した後なら
支払った保険料相当か
それ以上の金額が戻ってきますが
保険料の払込期間の途中で中途解約してしまうと
支払った保険料よりも戻る金額は
少なくなってしまいます
会社で終身保険に加入する場合
契約者 ： 会社
被保険者 ： 経営者（役員）
保険金受取人 ： 会社
という形で加入するのが一般的
支払う保険料は掛け捨てではなく
「保険積立金」という科目で資産計上になります
これは亡くなっても、解約しても
ある程度のまとまったお金が入ってくるという
貯蓄性をもった保険だからです
万が一があった時や解約した場合は
受取った保険金は会社に振込まれてきます
振込まれた保険金と積み立てた保険積立金の差額は
保険差益として「雑収入」として処理します
（損が生じたら「雑損失」）
もし、保険金の受取人を会社ではなく
経営者またはその遺族としていたら
支払う保険料はその役員の給与という扱いになります
