会社で保険に入る 【養老保険編】

こんにちは 税理士渡邉広恵です

保険の種類、2つ目の養老保険

②養老保険

一定の保証期間を定め
保険期間が満了したときには満期保険金が
保険期間中に亡くなったときは死亡保険金が
支払われるという
貯蓄と保障の両方を備えた保険が
養老保険です

会社で養老保険に加入する場合
契約者 : 会社
被保険者 : 役員・従業員
満期保険金受取人 : 会社
死亡保険金受取人 : 被保険者の遺族

という形で加入するのが一般的です

原則全員加入するならば
支払保険料の半分は「福利厚生費」(もしくは「保険料」)
として費用処理ができます
残りの半分は「保険積立金」という科目で資産計上になります
特定の人だけの加入なら「給与」扱いです

満期がきたら保険金は会社に振込まれます
終身保険と同様に
「保険積立金」と振込まれた金額の差額を
「雑収入」若しくは「雑損失」として処理

万が一のときには直接遺族に保険金が支払われます
積み立てた保険金は「雑損失」として処理することになります

会社で加入するのは福利厚生プランといわれ
退職金原資に充てるために加入しています

いままで関わってきた会社をみて
このプランを取り入れている会社は
そんなに多くはないかな・・・

社員の定着がなかなか難しいのが
中小企業の悩みです

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