家族の安心
相続はすべての人に起こるものです。例えばどこの銀行に口座があるのか、家族で内緒に株の取引をしていた、保険はどこの会社と契約しているのか・・・。
もしもご自身しか知らない財産や借金があると、遺された家族は財産探しや思わぬ借金に心配をしなければなりません。
でも「財産目録」としてあなたの財産を一覧にしておけば、万が一の時にもご家族は安心です。
相続対策を考える前に
「相続対策、自分にも必要だろうか。」そんな疑問をもったら、「財産目録」の作成から始めましょう。まずは現状を把握することが大切です。
「財産目録」をもとに、今からできる対策はないかを検討します。また相続税の申告が必要かどうかも見えてきます。もし納税資金が足りないようであれば、すぐにでも対策をうつことができます。
相続税は相続が起きてから発生するものではありません。ご自身に財産があって生じるものです。ですから相続税は、借金と同様にご自身の債務の一つと認識し、生前から準備しておきましょう。
遺産分割にも有効
争続は、土地建物といった分けられない不動産を誰が引き継ぐのか、生前の援助や介護に寄与した分など、様々な要因が火種となり揉め事になってしまうことに起因しています。
「財産目録」作成時から誰にどの財産を引き継いでもらいたいのか、生前の援助状況などを確認しておくと、遺産分割時のトラブルを回避できます。
さらには「財産目録」から遺言書の作成へ進むことができます。
「財産目録」とは？
その人が保有する全ての財産（現金・預貯金・土地・建物など）とすべての債務（借入金など）について、種類ごとに一覧表に記載し財産状況を明らかにしたものをいいます。
「財産目録」を作成することで、様々な問題点や対策が見えてきます。
相続に対する不安を解消する第一歩、「財産目録」の作成をしてみませんか？